浴衣を着付けると苦しいと言われる事があります。浴衣を着付けて苦しいのにはいくつか理由があります。今回は着付けの方法についての問題点をいくつか話したいと思います。浴衣の着付けに慣れていない人は男女ともに腰紐を軽視しがちなことがあります。腰紐はゆるく締めすぎると着付けが崩れやすくなります。一方できつく締めすぎると勿論くるしくなります。その塩梅が難しいのですが、特にご飯を食べる前提で出かける場合はちょっと緩めに締める必要があります。
あとは帯の結び方です。帯を結ぶ時に前下がりで後ろ上がりに結ぶことができれば、お腹の周りが若干空間があいて余裕ができます。この前下がり後ろ上がりに帯を結ぶことが出来ないで、例えば前上がり後ろ下がりに結んでしまうとちょうど胃のあたりをきつく締めてしまうことになってしまいます。そうなると動くのは勿論ご飯を食べるのも苦しくなってしまいます。着付けたあとで胃のあたりに指が1本はすっと入るくらいに着付けておくと楽に体を動かすことができるようになります。
あと重要なのは慣れです。着物や浴衣を着慣れていないとどうしても座るのも歩くのもたっているのも苦しいと感じてしまいがちです。着慣れていればそんなことはなくなりますので、まずはたくさん浴衣を着るようにしてください。
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