浴衣はいつからいつまで?
ずばり答えます。いつでもいいです。浴衣は他のコラムでも記載しておりますように、湯上がりに着るもので近所をちょろっと着て出かける分にはいつ着て出かけても問題はありません。ただ、自分が寒いと感じるようならば着なければ良いでしょう。というのも実は浴衣を着始める時期は場所場所で大きく異なるからです。
ローカルルール?
例えば、東京の東部の下町であれば5月の三社祭あたりから浴衣を着始める場所もありますが、同じ東京の西部であれば盛夏になれば着るという感じにローカルルールがそれぞれの地域でなんとなく存在していたりします。もともとがお風呂上がりに着て湯冷ましをする時に着るものだったという経緯があるものですから、厳密に衣替えのタイミングで出しますとか言うルールが無いんです。
浴衣のコアタイム
でも、多くの人は盛夏に着ると思われているとおもいます。盛夏とはいつなのか?24節気の小暑から立秋くらいだと思っていただければと思います。わかりにくいですよね。7月初旬から8月の盆過ぎまでです。でもそんなこと言ったら着る時期がないじゃないか!とお叱りになられる方も多いと思います。ですので、そこをコアタイムと考えていただき、前後は肌寒いと思ったら外に浴衣でおでかけになられるのを控えるくらいの感覚で良いかと思います。
自宅で楽しむ浴衣ライフ
とは言えども、肌寒いと思われる時期でも家の中で着てくつろぐ分には真冬であろうが浴衣を着ていても問題はまったくございません。誰の目に触れるわけでもございませんので、それこそ機能性肌着を着て暖かくしておけば真冬でも着ていてもいいと思います。ただ、外に出かける時に周りの人が浴衣姿の人を見て、「寒そうだな」と思われるような着方はおすすめできません。あくまでもご自宅の中であれば問題ないかと思います。
浴衣の種類によっては
浴衣の中にも生地次第では秋口に着ても寒そうに感じないものもあります。白系・紺や青系のものはどこからどう見ても浴衣に見えますが深緑や茶色そして黒・灰色系の物は渋くて着方によっては木綿着物として着られなくもないものもあります。浴衣はちょっと長めに楽しみたい!とお考えの方はぜひそういった色味のものを選んでいただければと思います。喜染にもいくつかそのような色味の商品はございます。例えば、
他にもございますので、ちょっと長めに浴衣を楽しみたいんだと言う方はご相談くださいませ。お待ちしております。