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浴衣を知る

ご自宅でリラックスするときには浴衣が最適!その魅力や意外なメリット

投稿日:2019-05-21 更新日:

現代では、おしゃれに着こなすことが多い浴衣ですが、本来の役割を知っていますか?

外で見ることの多い浴衣ですが、実は「家の中」で着るものだったのです。といって、「しっくりこない」なんて方もいらっしゃるかと思います。

そこで、今回は基本的な浴衣の使用方法や、家の中で浴衣を着るメリット、どんなものがおすすめかを紹介していきたいと思います。

 

浴衣の基本的な使用方法

暑い時期にあるイベントでよく着られるイメージの浴衣ですが、本来は夏祭りや花火大会のイベント以外にも湯上がりに使用されていた着物です。

浴衣の歴史はとても深く、時代は「平安時代」にまでさかのぼります。当時湯船に浸かる週間がなく、当時はサウナのような蒸し風呂に入っていました。その際に、汗を吸い取ったり、裸を隠したりするために使用されていた「湯帷子」が、浴衣の原点だと言い伝えられています。

その後「江戸時代」になると銭湯が普及し、湯上がり後には肌の水分を取る衣類として広がっていきました。木綿で作られることが多かった浴衣は、通気性に優れており、湯上がりはもちろん、暑い時期のリラックスとして夏に愛されるようになりました。今で言うルームウェアと認識していいでしょう。

これが浴衣の本来の使用方法になっています。

お風呂に上がり浴衣を着るメリット

今ではあまりお風呂上がりに浴衣を着ることは少なくなりましたが、現在でもお風呂上がりに浴衣を着用されているのは多くのメリットがあるからです。では、どういったメリットがあるのでしょうか。見ていきたいと思います。

着やすい

お風呂上がりは、非常に身体がほててっており洋服を着るだけでも汗をかいてしまう場合があります。せっかくお風呂から上がったのにまた汗をかくのは嫌だと感じますよね。浴衣であれば、羽織って帯を巻くだけなので、余計な汗をかくことなく布をまとうことができます。

身体のほてりを取る

お風呂上がりに、暑いから裸でいると風邪を引いてしまいますよね。といってパジャマをきるのも、まとわりついて嫌だと感じるでしょう。浴衣は袖が大きく肩芯がなく、前も開いていることから通気性がとても良いのが特徴です。洋服と異なり和服の形は身体にピッタリとしたラインではなく、布をふんわり纏うパターンの着るものです。ですので風呂上がりにすぐに着ても、あまり暑さを感じることなく、余計なほてりだけを冷ましてくれるので、風邪を引くことなく快適に過ごせます。

外に出られる

お風呂から出た後に、近くのコンビニに買い物に行きたい!と思うことがあると思います。パジャマでもコンビニにはいけますが、部屋着だからといって抵抗がある人も多くいるでしょう。浴衣であれば、外に出られる服装でもあるので、着替えることなく買い物にいけます。

部屋着にも使える!ルームウェアに浴衣を着るメリット 

上記で湯上がりに浴衣を着るメリットを紹介してきましたが、実はリラックスウェアとしても大活躍します。浴衣をルームウェアとして使うとき、具体的にどんなメリットがあるかを紹介していきたいと思います。 

締めつけ感が少ない

現在、多く使用されているルームウェアは、ウエストなどがゴムでできているものが多く、締め付けが気になる方も多いでしょう。浴衣であれば、緩さを調整できる紐で着付けを行うために、余計な締め付けがなく快適に寝ることができます。

お風呂上がり・ルームウェアにおすすめの浴衣

湯上がり・ルームウェア用として浴衣を購入する際に、気をつけるべきことがいくつかあります。おしゃれ着の浴衣は、デザインを重視するのに対して、湯上がり・ルームウェア用で浴衣を購入する際は、「機能性」を重視してください。機能性とは「汗の吸収性・着やすさ・通気性」に優れているため、綿を使用している浴衣を選ぶことをおすすめします。こういった条件を踏まえて、おすすめの浴衣を紹介していきたいと思います。

女性におすすめ!部屋着で着る浴衣

銀座喜染女物浴衣【市松】

日常で着やすいような柄に加えて、機能性に優れた「綿」を使用している浴衣です。綿100%の浴衣は、多少の水分も吸い取ってサラサラとした肌触りで着られます。

モダンな柄なので、外を歩くこともできますね。

 

男性におすすめ!部屋着で着る浴衣

銀座喜染男物浴衣【花流水】

見た目がとても涼やかで、さわやかに着こなすことができる浴衣です。女性の浴衣は、綿100%だったのに対して、この浴衣は「綿77%・麻23%」で作られています。麻が混ざることで、上記でも説明した機能性にプラスして、「熱」を逃しやすく、より通気性が上がります。男性は暑がりな人が多いので、こういった混合生地がおすすめです。

まとめ

浴衣は、本来「お風呂上がり・リラックスウェア」として使用されていたことから、こういった用途にはピッタリの作りになっていることが分かりましたね。浴衣をルームウェアとして使用する際に、「はだけ」が気になってしまう方は、インナーなどを使用することで、より浴衣を楽しめるでしょう。

現代では、おしゃれ着として普及している浴衣ですが、この機会に気分転換として浴衣を部屋着「リラックスウェア」に着用されてみてはいかがでしょうか。もっと浴衣の魅力に気がつけるはずです。

 

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