こんにちは、銀座喜染です。
浴衣でお出かけをするときに、持ち物を何に入れたらいいか迷う方も多いでしょう。
普段使っている洋風のハンドバッグや大きなかばんは浴衣に合わなくて、出かける直前になって困ったという経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回のコラムでは、浴衣を着るときに持つかばんと持ち物についてご紹介しましょう。
浴衣のバッグ、何を持つ?
浴衣を着るときに持つバッグは、どんなものが良いのでしょうか。
浴衣姿には、比較的小ぶりなバッグが合わせやすいと言われています。江戸時代には湯上り着として着られていた浴衣ですから、あまり大荷物というのは似つかわしくないですね。
現代ではお祭りなどに出かけるバッグとして、以下のようなものを持つ方が多いです。
- 布巾着
- かごバッグ
- トートバッグ
- 斜めかけハンドバッグ
- 信玄袋
浴衣用に改めて買うのも良いですが、手持ちにあるものでも意外と使えます。
布巾着
浴衣に良く合う布製の巾着で、紐でしばって持ちます。浴衣のバッグといえばこちらを連想する方も多いのではないでしょうか。
巾着と言えば和のイメージもあり、小ぶりで浴衣姿にとても似合います。
かごバッグ
ラタン、バンブー、アタなどで編んだかごのバッグで、夏には和洋問わず人気があります。中に巾着を入れて使えば持ち物がむき出しになる心配もなく、可愛らしい雰囲気になります。
トートバッグ
手に提げて持つ布製のバッグ。ペットボトルなども入りすっきりとして見えるトートバッグは、浴衣の時にも少し多めにモノを持ちたい人にお勧めです。
トートバッグは手の長さによっては肩に掛ける事も出来ますが、浴衣の場合は袂が上に上がってしまうのでやめた方が良いでしょう。
斜めかけハンドバッグ
帯にボリュームがある女性が斜めがけを使う際は、紐が長いタイプのハンドバッグが良いでしょう。
肩掛け部分が金属チェーンできているものは、アクセサリー感覚で使えます。スパンコールなども華やかな浴衣に好相性です。
信玄袋
男性用の巾着です。
平たいタイプやマチがしっかりしているタイプ、柄も博多織や小紋柄など様々です。紐を縛って短く手にぶら下げると格好良く見えます。
風呂敷バッグ
風呂敷や大きめのハンカチ・布を使えば、色々な形の物を簡単に包めます。
最近は風呂敷に持ち手をつけてぶら下げられるものもあり、洋服に持つ方もいらっしゃいます。
100円ショップで手作りかばん
100円ショップの材料で、手作りバッグを作るのもいいアイデアです。
かごや布、紐などの材料は1000円程以下で揃います。ハンドメイドで自分だけのオリジナルのバッグを作ってみると良いでしょう。
かばんを持たない
浴衣のような和装は、ちょっとした小物を服の中に入れ込むことができます。時代劇なんかで、懐から小さなものを取り出すシーンをよく見かけますね。ハンカチやがま口財布など小さなものを、襟のあわせや袖の中に入れます。女性であれば帯に挟むこともできます。両手が開くので行動が楽になりますよ。貴重品を帯に入れる場合は落とさないように、クリップなどをつけた紐で帯や浴衣につないでおくのが良いでしょう。
バッグに入れるもの
爽やかな雰囲気が魅力の浴衣を着ている時には、なるべく大荷物にならないようにしたいところです。浴衣でお出かけの時に持っておきたいものは人によって様々かと思いますが、多くの方が最低限持ち歩いているのは以下のようなものでしょう。
- お財布
- スマホ
- 手ぬぐい(ハンカチ)
- ポケットティッシュ
- 少しのメイクグッズ(リップクリームや小さめのパフなど)
ペットボトルなどは入らない場合が多いので、増えた食べ物の持ち歩き用に、あらかじめかばんにサブバッグや風呂敷を入れておくと便利です。大きな長財布も入らないことがあるので、小銭を入れる小さながま口財布などを使うのも、雰囲気が出て良いですよ。
いろんなかばんで気軽に浴衣スタイルを
浴衣の時に使えるバッグと持ち物についてご紹介してきました。意外と身近にあるものも使えますし、持ち物を絞ることでかばんを持たないという選択肢もあります。
ぜひ、自分なりの浴衣とバッグのスタイルを見つけてみてください。