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浴衣コーデ

浴衣に「かごバッグ」で和の装いを

投稿日:2019-04-22 更新日:

浴衣に「かごバッグ」で和の装いを

こんにちは、銀座喜染です。

浴衣スタイルを楽しむときには、どんなバッグを持っていけばよいか悩みどころです。

そんなときにお勧めしたいのが、浴衣に良く合う「かごバッグ」。自然素材の籐などを使った編み込みカバンで、涼しげな雰囲気が夏に良く合います。

今回のコラムでは、かごバッグとそのお手入れ方法について紹介しましょう。

 

浴衣によく合う「かごバッグ」

浴衣は現在でこそ様々な柄が登場し、夜の花火大会や盆踊りだけでなく街着としても親しまれていますが、湯上りの際に着るものとされていた時代もありました。

基本的にカジュアルな浴衣は、着て出かける時の手荷物も最低限の必要なアイテムだけを持って出かける文化とも言えます。

そんなときにぴったりなのが、ちょっとした手回り品が入るサイズのかごバッグ。お財布や携帯電話、ハンカチくらいが入る小ぶりなサイズのかわいいものが多く出ています。

 

かごバッグの種類

自然素材で編んだかごバッグは、日本だけでなく東南アジアやオセアニアで広く見られるアイテムです。

木の素材だけでなく、布と組み合わせたタイプのものも多くあります。

浴衣と合わせるのに人気があるのは巾着付きのかごバッグです。夏のバックとして和洋を問わず親しまれています。

 

巾着型かごバッグ

巾着は日本人に馴染みのある袋物で、一度は使ったことのある方も多いのではないでしょうか。

そんな巾着とかごバッグを組み合わせたものが、巾着付きのかごバッグです。

素材には籐や竹、ストロー、ラフィア、い草などが使われています。昔からよくかごバッグに使われていた籐は、輸入素材を日本で編んでおり、お値段も高級品の部類でした。

現在では、インドネシアをはじめ東南アジアの素材を使用した中国製のものが、手軽な値段で流通しています。

 

海外製のかごバッグ

日本以外の東南アジア諸国やオセアニア諸国でも、かごバッグは愛用されています。夏になると、和服専門ではない一般のお店でもかごバッグをよく見かけますね。

高級なリゾート感あるものからエスニックなものまで様々ですが、浴衣と組み合わせても合うデザインが多くあります。

少し個性のあるコーディネートとして、洋風のかごバッグを選んでみるのも良いかもしれません。

 

かごバッグに入れるもの

かごバッグも、浴衣に持つものを選ぶ時には小ぶりのものがおすすめです。

その分物を沢山入れることが難しいため、最低限お出かけに必要なものに絞って入れることになります。

平均的な大きさであれば、お財布、スマートフォン(携帯電話)、ハンカチや手ぬぐい、最低限のメイクアイテムなどが入れられます。

長財布が入らないデザインであればがま口などの小さな小銭入れを使うなどの工夫をしてみましょう。

口が大きく開いたかごバッグの場合、バッグの中身が丸見えになってしまうものもあります。生地製の巾着袋をインナーバッグとして用意するか、ハンカチ・バンダナ・手ぬぐいを上にかぶせて覆いましょう。元々巾着がついているものもありますが、ハンカチや手ぬぐいなどを被せるのもよいでしょう。

 

かごバッグのお手入れについて

かごバッグに使用される籐などの素材は、大切に使えば長年の使用に耐えるものです。使い込むうちに独特の風合いを醸し出し愛着が沸くものとなります。

最初に使用する前に、防水スプレーを使うと汚れが落ちやすくなります。ただし使う前には、目立たないところにかけてシミにならないかなどを確認しましょう。

使用後は、軽く乾拭きをしてください。

汚れてしまった場合は、硬く絞ったタオルで水拭きをするか、中性洗剤を布に少しつけて汚れを落としてください。

天然素材で編まれているかごバッグの場合は、水で濡らすと網目が緩んでくる場合があります。極力濡らさないようにしましょう。

濡れてしまった場合は天日干しをするか、雨の日であれば扇風機を使い乾燥させます。

保管するときには、型崩れしないよう内側に新聞紙とシリカゲルなどの乾燥剤を詰めます。湿気のない風通しの良い場所に、埃が被らないように不織布などに入れて保管します。

 

浴衣にかごバッグで和の装いを

夏に人気のかごバッグについてご紹介しました。

浴衣だけでなく洋服に持っても可愛らしいかごバッグ。

夏になると百貨店などでも多く取り扱われるようになります。

是非かごバッグにも注目してみてください。

 

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