浴衣を着る時の重要なポイントの一つが首元です。まず、衿の真ん中を首の真ん中と合わせることが着付けの重要なポイントになります。首元の真ん中と衿の中心がずれていると着付け自体がねじれてしまいうまく着付けられない、着付けられたとしても数時間着ているとどんどんねじれていって着付けが崩れていってしまいます。首元の着付けが全体の着付けに影響してきますので、ここを注意して着付けていただければと思います。
また女性の場合は首元に関してもう一つポイントがあります。それは、首元を少し開けて着る事です。このことを衣紋を抜くといいますが、開けすぎるとだらしないですしちょうどいい具合に抜くのが大切になります。にぎりこぶし一つ分開けるのが基本です。最初にしっかり衣紋を抜いたつもりでも、着付けをしている間に詰まってきてしまう事もあるので気を付けながら着付けしましょう。
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