浴衣似合わないんで着ないんですよ。なんて言う人いらっしゃいますが、浴衣が似合わないひとはこの世の中に居ないのではないかと思うほど浴衣は考えて作られた服なんです。長い年月をかけて日本の文化の中で洗練され続けてきた着物文化。その着物をより気安く、気軽に楽しめるようにしたのが浴衣ですから良いところを集めていると思ってもらえればと思います。着物は誰でも着られるユニバーサルデザインな服です。洋服のように型にはめて、着られない人はだめというわけではありません。身長が高い人、そうでない人、横に大きい人、誰でも着られるようになっているのが浴衣。着られるようになっていると言っていますが実際問題としては着られるようになっているのではなく、ちょっとした工夫をして着るようにできるのが浴衣なんです。小柄な女性はおはしょりを多めにとってきちんと処理するとバランスが取れたり、背の高い女性はおはしょりを小さくとったり、華奢な方はお腹に詰め物をしてバランスを整えたりすることでより格好がよくなります。浴衣は似合う、似合わないではなく自分の身体にあったように着つけることが大切です。心配な方はぜひご相談くださいませ。
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