祭りに来ていく服と言えばなんでしょうか?そう。浴衣ですよね。でもなんで浴衣なのか?という疑問が残りませんか?今回はお祭りと浴衣についてお話したいと思います。そもそもですが、浴衣はどういうものであったかを思い出してください。いつ着るものなのか?夏着るものですよね。でも、元々は夏という限定されたものではなく公衆浴場でお風呂に入った後で涼む時に着ていたものでした。浴衣という文字自体が当て字でその前は湯帷子(ゆかたびら)という名称で湯に入る時に着るものという名前でした。そこを踏まえて考えてみてください。浴衣を着るということは体はきれいか?汚れているか?というときれいな状態で来ていることになります。勘の良い方はわかった!と思われると思います。お祭りに行くときは身を清めた状態が好まれるものですから、浴衣で行くということはお風呂で体を清めた状態ということでした。一説によると、1日朝から晩まで農作業をして汗をいっぱいかいたお百姓さんたちは従来木綿や麻の質素なきものを着ることを強いられていましたが、お祭りのときは浴衣を着て歩くことが許されていたというふうにも言われています。浴衣は昔からおしゃれ着であり、特別な衣服だったことがわかります。今の時代に着るのであればおしゃれでかわいいものやかっこいいものが良いに決まっていますよね。せっかく浴衣を着るのであればより楽しい浴衣ライフを!
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