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浴衣の着付け

浴衣の袖口

投稿日:2021-02-13 更新日:

浴衣が洋服と大きく異なるところは多くあります。まずは腰回りですが、しゃがんだり立ったりする時に洋服みたいに自由にたったり座ったりすることがしにくいので足を揃えて動かないといけません。しゃがむときも股を開かず、膝を閉じてしゃがみます。もちろん座るときも同じように膝を閉じて座ります。そうしないと下着をみなさんに見せつけることになっちゃいますからね・・・。着付けをした後に、お相撲さんが四股を踏むように足を開いて、足さばきを良くしておくと少し動きやすくなります。

あと違うところは袖口。洋服は体に沿って袖口が作られていますが、浴衣はそうではありません。袖口が大きく開いておりますので、洋服と同じような動作をすると引っかかって袖口を破ってしまうこともあります。例えばドアノブや車のシフトなど細長い棒状のもので触って動かさなければいけないものに関しては細心の注意を払うべきです。私はこれまで何度か袖口をドアノブに引っ掛けて袖を何センチが裂いたことがあります。そうならないようにするために可能ならばそういったものを触るときは逆の手で袖のたもとを少し抑えてあげるとひっかからずにすみますし、引っかかってもおさえることで気がつくこともあります。せっかく楽しく浴衣を着ているのに破れてしまうと凄くテンションがさがります。楽しい浴衣ライフをおくるためには所作も気をつけましょうね。

 

 

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