こどもの浴衣姿ってかわいいものですよね。最初から浴衣を着てくれればいいのですが、前がはだけるのが嫌だったり、そこまでTシャツを着慣れているので浴衣を着てくれなかったりと浴衣を着てくれるまでがひと悶着あるものです。浴衣をいきなり着てくれない子供には徐々に和装に慣れ親しませるステップが必要なのではないかなと思います。まずは甚平あたりから生地の感触を慣れさせていってこういうものが和装なんだと思ってもらえれば良いのではないかと思います。女の子なんかは最近では浴衣ワンピースなるものがあって着付けも簡単なものがありますからそこからでしょうか。
で、いざ浴衣を選ぶ時ですが、子供ってすぐに大きくなりますよね。その時のサイズに合う既製品を買うと次はもう着られないなんて言う事も。1年たたずとも数か月でそうなってしまう事も考えられます。子供の浴衣は基本的に肩揚げ・腰上げがしてあって、中に縫い込まれている布が多ければ、糸をほどいて仕立て直すことも出来ます。ですが安価な浴衣ですと、そこまで余分な生地が縫い込まれていない事もあります。
同じ浴衣を何年も着たいという場合は、反物から選んで仕立てるという手もあります。反物には子供用という物はなく、大人用を仕立てられるだけの生地の長さがありますから、肩揚げ・腰上げの分の布をたっぷりとっておくことが出来ます。ただし先ほども言ったように、反物は大人用に仕立てる事を考えて色柄も染められているので、紺白などの古典的な色柄がメインになります。
可愛い既製品か、長く着られるお仕立て品か、お子様の好み等に合わせて選ぶのがよいでしょう。
【銀座喜染の商品ページはこちら】