浴衣を着る時にネックになるのが帯。着たいんだけど帯が結べないよという方も多いのではないかと思います。特に男性の方でそういう方多い気がします。大丈夫です。そういう方のために兵児帯はあります。兵児帯はもともと九州・薩摩で生まれた帯です。兵児は薩摩の未成年の侍を指す言葉です。薩摩の若い武士が結んでいた帯を兵児帯といいます。幕末に江戸城を無血開城に訪れた薩摩武士が江戸で流行らせたのがこの兵児帯だそうです。薩摩の若い武士が締めている帯をみて、あれかっこいいから真似しよう!と始まったのが兵児帯ということですので、江戸の人は新しい文化に寛容で新しいものが好きだったんだなと思わされるエピソードです。
で、この兵児帯ですが締め方は基本的には至って簡単。両輪結び=ちょうちょ結び、片縄結び=ちょうちょう結びを片方抜く、双はさみ=ぐるぐる巻きの3種類があります。これは男性の結び方なのですが非常に簡単な結び方になっています。女性の場合はお太鼓風に後ろをアレンジしたり、お花のようにアレンジしたり一旦縛ったあとで形を買えていくことでより華やかな結び方を作り上げることも出来ます。
どうしても兵児帯は子供っぽいと思われる方も多いですが、アレンジの仕方では大人でもかわいい感じに仕上がったり、かっこよくしあがったり、セクシーに仕上がったりします。
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