浴衣はその肌触りの良さから湯上りに着る着物として着られていた事もあります。通気性がよく、汗を良くすってくれるんですね。これは、使われている素材が綿だからです。
綿というと「めん」または「わた」と読みますが、「めん」はアオイ科ワタ属の多年草「わた」の種子からとれる繊維の事を指します。浴衣だけでなく、洋服でも多く使われているなじみの有る素材ですね。ちなみに木綿と呼ばれているのも同じくこの綿の事です。真綿と呼ばれるのはシルクの事になります。
綿の良さは、通気性が良くて汗を吸う以外にも、丈夫、肌触りが良い、洗濯が簡単など色々あります。だからこそ、現代でも浴衣は多くの人に愛され、夏のファッションとして浸透しているんですね。
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