以前浴衣リメイクの記事で、要らなくなった浴衣の記事を使ってシュシュやコースターなどを作る方法を紹介しましたが、浴衣の構造を知っていると、小さいサイズの浴衣に作り直す事も出来ます。今日はぬいぐるみやペットなどに着せられる浴衣の作り方をご紹介します。
【手順】
①手持ちの浴衣をほどいたら、生地をぬいぐるみなどの体に巻きつけ、長さ(いわゆる身丈)を決めます。長さが決まったらマチ針などで印をつけて、そこで裁断します。
②丁度よい長さに裁断した布を横半分に裁断します。
③片方の生地で前身頃を作ります。横半分に折って、首の部分を三角に切ったら折り目の部分で裁断して二枚の布にします。
④もう片方の、後ろ身頃となる布の両端に前身頃用に作った二枚の布を、頭の部分だけ縫い合わせます。
⑤袖となる布を左右2枚分用意して、身頃に縫いつけます。身頃に縫い付けたら今度は袖口の部分を縫います。
⑥袖を付け終わったら、身頃の脇を縫っていきます
⑦裾の部分も内側に少し折り返して縫います。
⑧衿を作ります。両側に丁度よい長さの細長い布をとります。2枚の布を縫い合わせます。(縫い目の部分が背中心の部分になります)
⑨衿を縫い付けます。
⑩お人形に着せて完成です。帯は同じ浴衣の布を使っても良いですし、他の柄の生地を使ってみるのも楽しいですね。
和裁をやっていて着物の作りを分かっていれば、小さな浴衣を作るのも簡単です。是非チャレンジしてみてください。