浴衣を着る時に必要なものってなんでしょうか?浴衣・帯・履物でいいでしょうか?ネット通販などのセットはこの3点セットが多いのですが、実は重要なものを見落としています。それは腰紐です。
腰紐の意味とは
女性の場合は2本、男性の場合は1本の腰紐が必要になります。この腰紐というものがあることで浴衣の着付けが崩れないように着付けることができます。これがないと浴衣をきれいに着付けることが難しいので要注意なポイントです。
まず女性の場合はおはしょりをとるので、腰紐なしで着るという事自体が出来ません。男性の場合も腰紐なしできつけると徐々に前が開いていってしまうのではないかと思います。
浴衣に袖を通して右前に着付けて腰紐を締めて形を整えてから帯を締めることで動いても気崩れがしにくい着付けをすることができるようになります。
腰紐を締める時の注意点
そうか、気崩れしないようにするために締めるのであればぎゅっと締めればいいかということで強く締めてしまうと女性の場合は胃のあたりで締めることになりますので胃が苦しくなって気持ち悪くなることもあります。適度に自分で苦しくない程度に締める力加減が大切になってきます。
この力加減は経験でうまくなっていきますので、おうちで何度か試しに着て過ごしてみましょう。何度も何度も袖を通すことで着付けはうまくなりますし、所作も美しくなっていきます。
せっかく浴衣を着るのであれば苦しく着るのではなく、楽に着て楽しい思い出をたくさん作りましょう。
【銀座喜染の商品紹介ページはこちら】