浴衣の色といえばどんなイメージでしょうか?
浴衣の基本は白と青。青と言っても藍色を指しています。
藍色の浴衣の良さ
白地の浴衣は昼、見た目が涼やかに感じられるので重宝されてきました。
一方で藍色の浴衣は「藍」の香りが虫除けになることから、夜着用するのが良いといわれていました。
この藍色ですが、明治時代に日本に沢山来訪した外国人の目にとても止まったみたいで、相当印象深いイメージを与えたようです。例えば、階段で有名な小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)もこの国日本は、神秘なブルーに満ちた国評したと言われています。
天然藍の誕生は紀元前の古代エジプトの時代だという説もあります。
その藍が日本に伝わったのが、飛鳥時代で衣服に染める藍染めの原料である蓼藍(たであい)が、中国から日本に伝わったのが室町時代と言われています。19世紀に入ると海外で青色染色の技術革新があり、藍染文化は徐々に衰退していきました。
今や藍色の浴衣は現存して多くありますが、藍染の浴衣はどんどん少なくなりつつあります。
それでも日本=藍色=青でジャパンブルー、サムライブルーなど現在の洋服やユニフォームにも影響を与えている色です。
男性にも女性にもよく似合うので、初めて浴衣を買う時、どんな色を選んだら良いのか分からない時にもおすすめです。
銀座喜染おすすめの藍色浴衣
https://www.yukatakisen.com/products/detail/265
浴衣といえばお祭りや花火大会のイメージですがこちらの浴衣であれば町並みに馴染みやすく、都会的に着こなすことができるそんな浴衣です。
アシンメトリーに織り込まれた生地は肌への接地面も少なく、夏の暑さを感じさせない爽やかな着心地の一着。
シックな色味ですので帯合わせも万能でコーディネートによってはスポーティーなイメージにも、大人のクールなイメージにもなる浴衣です。
https://www.yukatakisen.com/products/detail/28
黒に近いミッドナイトブルーの地色。ぼかし染のふんわりとした明りに照らされたコウモリ。蒸し暑い夏の夜は、ちょっぴりミステリアスが似あいます。
定番の藍色浴衣は一捻りあるもので差をつけてみてください。
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