小さなお子さんが浴衣に兵児帯をしめてよちよちと縁日やお祭りで境内を歩く様はとても愛らしく可愛いものです。
小中学生の生徒が恥ずかしそうに浴衣を着て歩いているのもこれまた初々しくてよいものです。
高校生大学生などの20代の方が浴衣を着ていると若さ溢れて楽しそうでよいものです。
さてさて、大人の方が浴衣をどう着たら良いのでしょうか?よれよれの浴衣を着ていると温泉の浴衣のような見え方になる可能性さえもあります。今回は大人が映える浴衣について考えてみたいと思います。
大人の方におすすめの浴衣
個人的な感想も多々あるので読まれている方が皆そう思われるかどうかは別の話ですが・・・。大人の女性に着ていただきたいのが古典柄もしくは無地の浴衣。
浴衣というのは生地面が多いので、浴衣の柄が大きかったり小さかったりが身体全身をくるむことになります。柄の主張が大きい衣服が浴衣ともいえます。
また浴衣には帯というもう一つのアピールポイントもあります。帯とのコーディネートを考えると無地の浴衣で帯を主張させるくらいが大人の浴衣にはふさわしいのではないかと思っています。
大人の男性の場合は逆に地味になりがちなので選択肢は2つ。1つは大きな柄の浴衣でシンプルな帯を締めるか、浴衣も帯もシンプルに、帯は兵児帯を締めて決めるかという感じが大人の余裕や大人の遊び心を表現できて良いのではないかと思います。
しかしながら、もっとも重要なのはその人に合う浴衣を見つけ、その人に合う着方で浴衣を着ることだとおもいます。せっかく浴衣を買うのであれば、じっくり悩んで納得いくものをみつけてください。