浴衣に冬用と夏用があると勘違いされている方がいらっしゃいます。たまーに。冬用の浴衣ありませんか?と言われますがお間違いないように。
もし間違えていらっしゃるとしたらそれは浴衣ではなく着物のことだと思います。今一度着物と浴衣の同じところと違うところを確認しましょう。
夏に着る浴衣と冬に着る着物の違い
【足元】
浴衣=素足
着物=足袋
【履物】
浴衣=下駄
着物=下駄OR雪駄OR草履
【下着】
浴衣=なしor汗取りようの肌襦袢等
着物=襦袢
【生地】
浴衣=綿or麻(基本的に)
着物=綿OR麻ORウールOR絹など
浴衣も着物じゃないの?
着物と浴衣は似ていますが随分違います。
浴衣は夏の暑いときに着るカジュアルなファッションですが、着物となると格式や作法のハードルが一気にあがるものもあります。(逆にカジュアルな浴衣は下にシャツやセーターなどを着て、冬でもファッションとして楽しめるという事もありますが、その話はまたの機会に)
浴衣感覚で着られるものもありますが、そうでないものもあります。ですので、浴衣=着物では必ずしもないことをご理解ください。ちなみに着物にも夏に着る着物があります。
浴衣=和服=着物なのでもっと大きな範疇で考えれば浴衣と着物は仲間ということになりますが同列ではありません。
当店にご来店いただければ、実物でどこがどうちがうのかをしっかりとご説明させていただきます。是非一度ご来店くださいませ。
浴衣を着るのであれば良い機会なので是非着物についても知ることも一ついいことなのかもしれません。
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