浴衣を手縫いで縫う。中学生のときの家庭科の授業でやられたことがある方もいらっしゃるのではないかと思います。
浴衣の縫製の特徴
浴衣や着物を縫うときの特徴としては、洋服などとは異なり型紙を使わずに直線に布を切っていくことが基本です。
洋服の場合は着る人が型紙に寄り添っていきますが、浴衣や着物においては着物側が着る人に寄り添って行きます。
最近ではミシンを使った縫製なども多くなってきています。ミシンにはミシンの利点があり、一定の強さで均等に縫うことができますが、生地を痛めてしまうこともあります。
手縫いの場合は人の手ですから、縫う力はまちまちですが強く縫いすぎないので生地を傷めずに浴衣を作り上げることができます。
浴衣をきれいに仕上げるためには直線縫いはまっすぐに縫い上げること。そでの丸みなどは型に忠実に縫うこと。この2つのポイントをおさえることができればきれいな浴衣を作ることができます。
最初からうまく作れる人などそうそう居ませんので、まずはミシンで縫って感覚を覚えて、次に手縫いで浴衣を仕上げていくといいのではないかと思います。なれてくると呉服店で反物を購入して、反物から浴衣をつくることができるようになります。
1着縫いたいという方はぜひ当店にお問い合わせください。お似合いになる反物をご用意いたします。
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