浴衣でお出かけしたいスポットで人気なのが屋形船。屋形船の歴史は古く、平安時代ぐらいから貴族の舟遊びとして始まったといわれています。その後江戸時代に雄藩の有力大名がこぞって舟遊びに興じて競うように豪華な船で遊んでいたとのこと。ここ重要なポイントです。なぜ江戸時代に?江戸は元々その多くの土地が埋立地で作られた人口海上都市だったんです。日本各地から運搬される年貢は陸路ではなく多くが海路で江戸に持ち込まれ、江戸に流れる運河から水揚げされていました。多分有力大名にとって船を改造して豪華にすることは、今でいうところの高級外車などをカスタマイズして乗ります感覚に似ていたのかも知れませんね。
江戸から東京に移り変わり先の大戦を経て現在、東京の運河や海岸では屋形船がまだまだ多く稼働しております。その多くが最低価格が1万円前後〜で多くが10名からの団体予約で出港というスタイルを取っています。友達同士で10名くらい集まって、夏の思い出にということで浴衣を着て屋形船に向かうなんてとても粋だと思います。屋形船の中には浴衣に着替える場所を提供しているところも存在しているくらい浴衣で乗船する方が多いんですね。チャンスが有ればおすすめしたい浴衣アクティビティです。
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