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矢絣の浴衣

投稿日:2021-04-13 更新日:

「レトロモダン」という言葉は着物の他、インテリアなどでもよく使われ、なじみ深い言葉になりました。レトロの意味は「懐古趣味」、モダンの意味は「現代的」。この二つを組み合わせたレトロモダンとは、昔ながらの良いものを取り入れて、現代風にアレンジするという意味になります。

 

着物でレトロモダンと聞いて思い浮かぶのは、「ハイカラさん」などでもお馴染みの、矢羽絣の着物に袴というスタイルではないでしょうか。明治・大正の女学生の定番のスタイルとなり、現代でも卒業式の着物やおしゃれ着物として人気があります。

 

「矢羽」の柄はこの以前からも縁起の良い柄として愛用されています。「出戻らない」という意味を込めて江戸時代の嫁入り道具の一つとして矢絣の着物を持たせたり、男性にも強くたくましく育つようにという意味を込めて、お宮参りの時の着物などで使われたりします。

 

浴衣にもこういった古典柄はよく使われ、銀座喜染にも矢羽柄の浴衣があります。「この柄は何か意味があるのかな?」などと考えながら浴衣を眺めてみるのも楽しいですよ。

 

 

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