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ゆかたあれこれ 浴衣のお手入れ

浴衣の正しい着方とは?

投稿日:2021-03-23 更新日:

浴衣を着る時にどう着ればただしい着方なのか?という議論はいつもあります。多くの着付け教室で、講座の前に始まる話だと思います。あまり知られていない事ですが、着物の正しい着方でも関東と関西では大きくことなります。例えば関西では丈は長くくるぶしが隠れるくらいがよろしいとされていますが、関東では足さばきが悪くなるので若干短めに。関西では前合わせをきっちり襦袢が少し見えるくらい、関東では襦袢がしっかり見えるくらいが美しいとされます。同じ着物でも正しい、かっこいいとされる着方がここまで異なるわけですから正しい浴衣の着方といっても多分に主観がかかわってきます。ですので、正しい浴衣の着方はあるようでなかったりします。でも、基本的な話をすると右前で着付けること、女性はおはしょりを作ること、男の帯は前下がりに締めること、浴衣の中心は身体の中心にあわせることなどのような基本的なことを守れば、基本的には正しい着方をしたことになります。基本に忠実なのがまずは大切です。しっかりと基本を学んだ後は自分の好きなようにアレンジして浴衣を愉しめばよいのではないかと個人的には考えています。みなさんの浴衣ライフがより楽しいものでありますように。

 

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