浴衣の保管はどうすればいいのか?なんてことをたまに聞かれることがあります。まずは洗濯。クリーニングに出される方も多いかと思いますが、基本浴衣は木綿なので自宅で洗濯することが可能です。まずは自宅で洗濯してください。洗濯するときの注意点は反物から作った浴衣であれば購入されたお店に手入れの方法をご確認ください。大体ネットに入れて洗濯してくださいと言われると思いますが、洗濯機を使わず手洗いをすることをおすすめいたします。可能であれば着た日もしくは翌日までには水洗いをしておけばいいかと思います。汗をかいた状態で放っておくとどうしても皮脂が襟などについて取れにくくなります。可能な限り早く水洗いをしてください。洗ったら洗濯糊をバケツに入れて浴衣を1時間くらい浸します。そのバケツを洗濯干し場まで持っていき、物干し竿に濡れたまま袖を通して夏場なら一晩干しておけばキレイ糊が掛かった状態で仕上がります。干す時にシワを伸ばすように干すのがコツです。
乾いたら、浴衣をたたむわけですが、たたみ方は袖たたみと本だたみの2種類あります。本だたみをyoutubeで見ていただきながらたたむのがベターです。袖たたみも悪くはないのですが、簡易的なたたみ方なのでそのままおいておいて翌年着ようと思うとシワが変なところについている可能性もあります。ここは気をつけてください。で、保管する場所ですが基本どこでも通気性が良くて虫がつかなそうなところであればOKです。可能であればたとう紙を用意するのがいいのですが、べつに防虫タンスシートなどを入れて通気性の良いクリアボックスなどに保管してもOKです。保管時の問題は虫と湿気なのでこれだけクリアできれば翌年も浴衣を楽しく着ることができます。
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