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ゆかたあれこれ 浴衣の着付け

浴衣の着方は男前!

投稿日:2021-02-16 更新日:

浴衣を着る時の着方でよく相談されるどっちが前なの?という話があります。いつも右手がポケットに入るように着付けましょうとか、右が先に来て、左が後ですとかお話をするようにしているのですがどうしても間違えてしまう方が多いですよね。それはなんでそうなるのか?そこには洋服作法があるからなんです。男性の場合はすべてボタンが右側についているので、右が先にきて、左が上にかぶさるようになります。これを男前といいます。女性はどうかというと左にボタンがついるので、右が上にかぶさるようになります。これを女前といいます。そう。女性の着方は和装でいうところの左前の着方になってしまうんです。そこからか、現代の人はわりと女性が右左を間違えて浴衣を着付けることが多いかと思います。

でも、なんで洋服はそうなっているのか?中世の西洋では男性は自分で洋服を着ていましたが、一説によると女性は自分で洋服を着付けず人に着させてもらっていたので左にボタンが付いていると言われています。右利きの人が洋服を着付けやすいようにボタンが左についていたりするそうです。優雅・・・。なので浴衣は洋服で言うところの男前の着方をします。間違えないように着付けましょうね。

 

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