洋風ということば、何気なく使いがちな言葉です。この洋風という言葉ですが明治時代に多く使われるようになった言葉のようです。鎖国から開国し西洋の国々の文化が日本に雪崩のように入ってきて日本の生活に徐々に浸透していったのが明治時代。明治生まれの人たちが洋風文化に慣れ親しみ育っていって、それぞれが情報を発信するようになったのが大正時代。ちょうど大正時代くらいが古い日本の文化と西洋の文化を折衷したタイミングだったのかもしれません。その時代を背景にした物語としてははいからさんが通るや2020年大人気になった鬼滅の刃なんかも大正時代の話ですね。
その時代につくられた浴衣や着物のデザインはずば抜けて奇抜でおもしろく、今の世の中でも十分通用するデザインのものが多いのが特徴です。それをビンテージ柄、大正柄などといって着物などはコレクターがいるくらい人気です。例えばおおきなストライプだったり、西洋の建物だったり、日本にはその当時ないようなものを帯の柄にしてみたりしていました。そんな柄が人気なので今では浴衣のデザインに取り入れられており、毎年人気のデザインになっていたりします。人気の復刻柄やビンテージ柄の浴衣を着ればモダンなテイストの浴衣姿になること間違いなしです。
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