浴衣を着ている人を見かけた時には相手を褒めてあげましょう。そもそも洋服と違ってわざわざ和装を着付けるということはひと手間そこに手間がかかっています。その手間を乗り越えて着付けてきているということは会う相手に敬意をしめしていることにもなります。浴衣について全く触れないとなるとそれはそれでとても失礼なのかもしれないなと思います。ちゃんと褒めてあげるようにしましょう。でも、浴衣初心者と浴衣熟練者の褒め方ちょっと違うのでそこは気をつけたいところです。
浴衣初心者の方を褒める場合は全体的にぼんやりと褒めましょう。「浴衣にあっているね」、「浴衣かわいいね」、「きれいな浴衣だね、似合っているよ」、「浴衣いろっぽいね」など雰囲気的なところを褒めてあげるようにしましょう。一方で熟練者の褒め方は具体的に褒めてあげましょう。でも、具体的に褒めてあげるためにはご自身も浴衣のこと、和装のこと知っておかないと野暮になりますので先に予習をしておく必要がある可能性もあります。和装は総じて、季節を少し先取りした柄を着付けることが粋とされます。ですので例えば秋の草花の柄の浴衣を着ていたら、それを褒めてあげるようにしましょう。熟練者の方は着付けも上手なので着付けた姿かたちを褒めてあげるのもいいと思います。帯の締め方も熟練者の方は凝った締め方をされると思いますのでそこも褒めても良いかもしれません。あと浴衣に似合う小物や髪型もこだわりがあると思うのでそういった細部を褒めてあげてもいいかもしれません。
いちばん大切なのは自分がああここいいな、ここきれいだなと思うポイントを相手に素直に伝えてあげることが大切なのかもしれません。着ている人も見る人も楽しくなるそんな浴衣ライフを周りの人も楽しむようにしましょう。