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浴衣の着付け 浴衣を知る

浴衣の丈や裄が短いという問題

投稿日:2021-02-03 更新日:

よくある話なのですが、浴衣をおばあさん、おじいさん、お父さん、お母さんから譲り受けたけど丈が合わない、短いなんて話があります。実際過去数十年で日本人の平均身長はありえないくらい伸びていきました。明治末期で男性157で女性が147。大正でも男性が160で女性は150程度の身長しかありませんでしたから、お古を譲り受けると世代間で大きく身長差が出てしまい着ることがなかなかできないなんてことよくあります。よくあるのがとても素敵なビンテージの着物なんだけど丈も袖丈もあわないというやつです。体は小さくすることができませんのでそこは残念ながら諦めるべきかと思います・・・。

浴衣を久しぶりに着てみたが丈が短いのではないかな?と思うこともあるかとおもいます。袖丈が短すぎるのはどうやっても伸ばせませんし、みっともなかったりもします。丈はどうか?足さばきが裾がからまって動きにくいよりもさっさっと歩けるくらいの丈の長さであれば見た目もそこまでは悪くないですし、そういう着付けのやり方もあるので許容範囲かとおもいます。女性におかれましてはおはしょりをつくらないで対丈で着てしまうというのも手ではあります。浴衣の着方はある一定の範囲からは個々人の好みの問題になります。まずは自分が心地よいと思う着付け方法を見つけて、自分が楽しい浴衣ライフをエンジョイしてくださいませ。

 

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