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ゆかたあれこれ

古着屋さんのゆかた

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浴衣を古着で買おうという方も多いのではないかと思います。江戸時代までさかのぼりますと江戸には数千の古着屋があって多くの古着が取り扱われていました。下北沢や高円寺のレベルでは比較できないほどの古着屋さんの量があったんですねえ。しかし、ときは令和。浴衣の古着を探すことも徐々に難しくなりつつあります。都内で古着の浴衣がたくさんある場所といえば原宿などの古着店になるかとおもいます。各古着店は東京オリンピックを視座に入れ浴衣の古着を大量に仕入れたり、和服にシフトした内装を行った店舗も多くあります。

でも、古着は古着なわけでなかなか難しいものがあります。と申しますのも、古着屋で売っているものは、反物からひとりひとりに合わせたサイズで作ったいわゆるお誂えのものも多く、標準的な寸法ではない場合があります。女性物で身幅と袖の長さがあっても丈が合わないとか、男性で丈がつんつるてんとかよくある話です。ちゃんと着たこと無いからまずは古着で・・・。と思っていらっしゃる方も多いかと思いますが逆に最初はちゃんと作って自分のサイズとか着方とかを理解することが大切かと思います。袖の長さ、身幅、丈、自分にぴったりなサイズがどういうサイズなのか?着て動いてみるとどうなるのか?を把握することは大切だと思います。みなさまの浴衣ライフが少しもで楽しいものでありますように。

 

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