色とりどりに柄付された浴衣。この柄がどのように染められているか、ご存知でしょうか?
現代では生地に色柄を染める技術も機械化がすすみ、夏になると百貨店などに沢山並ぶ浴衣の多くはインクジェットという、一度に大量に染められる方法で柄付されている事が多いです。
このインクジェットが主流になる前までは、浴衣の色柄は手作業で染められていました。中でも注染と呼ばれる技法は、現代でも数は減ったものの残っています。生地を重ねて上から染料を注いでいく注染は、それまで1枚1枚しか染められなかった当時としては、一度に何枚も染められる画期的な方法でした。裏表両面を染め、手作業ならではのにじみやぼかしが出るところも注染の良さです。
銀座喜染でも、注染の浴衣を中心に扱っております。伝統の技法ならではの確かな品質をお楽しみください。
【銀座喜染の商品ページはこちら】