セパレート型の浴衣はもともと、セパレート型着物に端を発しています。忙しい旅館の配膳業務を行う際に着付けの時間を短縮したい。着物を着慣れていない人が簡単に着物を着られるようにしたい。そんな要望に対して作られたのがセパレート型(二部式)着物です。
本日はセパレート浴衣のメリット・デメリットについてお話しします。
セパレート浴衣のメリット
セパレート型の着物の利点は、着物を着た事がなくても3分で着付けができるというものです。女性の着付けはどんなに慣れた方でも4−5分はかかると思いますが着付けを圧倒的に簡素化したセパレート型ではより短い時間で着付けをすることが可能です。その他の利点としては激しく動いてもセパレート型になっているので着崩れがしにくい点や、誰が着てもある程度きれいな着付けをすることができる点です。
セパレート浴衣のデメリット
とはいえども、従来の浴衣をちゃんと着付けたときの綺麗さと比較するとやはり見劣りがしてしまいます。特に帯はマジックテープでつけるタイプ等ですので、マジックテープの部分が見え隠れしてしまうなんて言う事も。
浴衣を着たいのだけどどうしても着付けが…という方には最初はおすすめできますが、着物の中では比較的着付けの簡単な浴衣ですので、YouTubeなどを見てこの機会に着付けを覚えるのもおすすめです。
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