浴衣を着る季節は基本的には暑い夏。日本の夏はどうしても高温多湿で立っているだけでもじわりと汗がでてしまうような夏ですよね。そんな暑い夏に浴衣を心地よく着るための対策はどんな対策があるのでしょうか?タオルを持ち歩くというのはいいのですが、浴衣に似合うかばんって和装バッグなのでどうしても荷物がそこまで入るようなバッグではありません。では首にかけて歩けばよいか?とても実用的ですが、実際問題としては格好いいものではありません。
じゃあどうすればいいのか?私はタオルのかわりに手ぬぐいをおすすめしております。浴衣とおなじように注染染めで染め抜かれた季節にあった様々な柄があり、おしゃれなものも多いのが手ぬぐい。手ぬぐいはタオルと違い厚みがありませんから、浴衣の懐にいれることもできます。汗をかいたなと思ったら懐から手ぬぐいをさっと出して拭う。その所作も和服、浴衣だからできる所作で風情があると思います。てぬぐいの良いポイントとしてはタオルと違い、圧倒的に薄く、軽いところです。ものすごく汗をかいてしまって手ぬぐいが湿った状態になったら手ぬぐいを水洗いしてしっかりと絞り上げてちょっと干すだけで乾いてまた心地よく使うこともできます。
夏の浴衣でのおでかけの必需品としては小さいタオルかてぬぐい。この2つのうちいずれかをおすすめいたします。