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ゆかたあれこれ 男性の浴衣

男性スーツと男性浴衣

投稿日:2020-06-20 更新日:

毎年4月になると新卒の社会人が誰で、誰が数年間勤務していた人かわかりますよね。10人くらいの新卒を5年位務めた人事の若手社員が引率している姿をみると、同じ様に20代なのに良くもそこまで大人びているなと感じます。

 

その違いはもちろん社会人経験というものがあるのかもしれません。しかし、同時に若手社員の皆さんは毎日毎日スーツを着て、ネクタイを絞めて会社に出社しています。この毎日の積み重ねが出で立ちを磨き上げ、よりこなれたカッコいいスーツ姿を作り上げていっているのだと思います。

 

実際に大学のゼミによっては大学3年生のゼミでスーツを着用させるゼミもあります。就職活動がスタートするころにはそのゼミの学生は社会人2年目くらいのスーツ姿になることができるようになります。

 

 

スーツを着用した回数に、ネクタイを絞めた回数に比例してスーツの立ち居姿が美しくなっていきます。一つの理由としてはネクタイの絞め方が上手になるということ、ジャケットの羽織り方が上手になるということも言えると思います。

 

ジャケットについては着用回数に応じて生地が幾ばくか伸びて体に沿うようになってくることもあげられるとは思います。これはスーツに限ったことではありません。浴衣でも同じようなことが言えます。浴衣も着た回数で立ち居姿、しいては所作・仕草というものも身につけられるようになってくるので美しい着こなしができるようになっていきます。

 

ただし、浴衣のスーツと違うところは着れば良いというものではありません。スーツの場合は型紙をベースにつくられていますのでどう着てもそれなりに着ることができます。浴衣はまっ直線の布ですから自分の体にどうやって合うように着るのか、試行錯誤する必要があります。

 

胸元の抜き方、動きやすいように足元をある程度緩める方法、コツは色々とありますがご本人が着心地がよいスタイルを見つけ出していかなければいけません。もちろんネクタイ同様に角帯や兵児帯を絞めた回数が直接的にきれいな着こなしができるかどうかの肝にもなってはきます。

 

かっこよく浴衣を着る方法にコツはもちろんありますが、基本的には着た回数は裏切りません。何度も何度も着てみること。自分のからだに合う着方を探すこと。着て歩いてみること、座ってみるとと、ご飯を食べてみること。これらを通じて自分にしっくり来る着方ができてきて、それが格好良いものにつながってくるものです。

 

とは言えどもまだ着たことがない人が第一歩どう始めればいいのかわかりませんよね。銀座喜染を運営する銀座橘苑では、ご購入時に浴衣の着方や浴衣を着ているときの注意点など、所作についてのアドバイスもさせていただいております。浴衣選びもベテランスタッフがサポートさせていただきますので、お気兼ねなくお電話くださいませ。なおZOOMでの浴衣選びのお手伝いもおこなっておりますので、ZOOMで浴衣などお品物を見てみたいという方はお電話くださいませ。スタッフ一同お待ちしております。

 

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