こんにちは。銀座喜染の遠藤です。
夏と言えば浴衣。花火大会やお祭りに行くと浴衣姿の人で賑わいますね。
だけど出かける場所が花火大会やお祭りに限られてしまうと、1シーズンの中で1回か2回しか着ないという方も多いのではないでしょうか。
今回はもっとたくさん浴衣を着たいな~と思っている方の為に、本日から何回かに分けて、花火大会やお祭り以外で浴衣を着るならこんな所!というのをご紹介していきたいと思います。夏真っ盛りの時期は暑くて着られない!という時でも、少し夏を過ぎて暑さが落ち着いてから着て出かける事も出来ますよ。
第一回目のおすすめは、ゆったりとした時間をすごせる古民家カフェです。
古民家カフェ
数年前から人気のある古民家カフェ。古民家をリノベーションし、お抹茶やお菓子、その土地の郷土料理などを提供してくれたり、ギャラリーやブックカフェになっている所もあります。レトロでノスタルジックな雰囲気は浴衣姿にぴったり。東京なら上野や谷中、日暮里が古民家カフェの多いスポットです。
・古民家カフェ 蓮月
1階はカフェスペースとして、しっかり食べられるプレートランチやデザートにケーキも用意されています。ランチタイムからカフェタイムまで利用出来るお店はお友達と長話をしたい時にも良いですね。
2階の座敷はレンタルスペースとしてイベントやギャラリーに利用する事が出来ます。
・カヤバ珈琲
根津駅から徒歩8分、下町情緒溢れる町並みの中にたたずむ古民家カフェです。大人気のたまごサンドはふわふわとろとろの卵が絶品だという事で、私も是非一度食べに行きたいと思っているお店です。
時間が余ったら谷根千散策も出来て一日楽しむ事が出来ます。
・ROUTEBOOKS(ルート ブックス)
もともと古い工場があった場所をリノベーションしたボタニカルカフェ。緑豊かな店内にはカフェの他、本が沢山並べられ、読書しながらゆったり過ごすことが出来ます。珈琲の他、アルコールの提供もあります。
・古桑庵
自由が丘にある、喫茶&ギャラリーの古民家カフェです。古民家カフェの王道メニューと言えるお抹茶やあんみつが楽しめます。
ギャラリーでは縮緬や古布を利用したオリジナルの人形や骨董品、飾り井戸や白臼を切り出した飛び石が並ぶお庭が眺められます。
・元気カフェ&ギャラリー
銀座から近い所では、月島にも古民家カフェがあります。月島と言えば古い長屋が残る町並みが有名ですが、そんな長屋も現代では少なくなりつつあります。長屋の良さである「ご近所さんが立ち寄ってお茶を飲みながらゆっくり話をしていく」、そんな場所を残そうという想いがこのお店には込められているそうです。
カフェの看板メニューは、砂糖を使わず糀を使用した甘味。お腹に優しい甘酒や甘酒スムージーなどもあります。
まとめ
浴衣は夏、特に7月8月に着る物というイメージですが、今は5月から既に暑く10月中ごろまで残暑が厳しいのが当たり前になってきています。着物も、着付け教室などで習うルールでは5月までは袷を着る事になっていますが、現代の気候に合わせて5月から単衣の着物を着る人も増えています。
浴衣も元々カジュアルな物ですから臨機応変に、10月に入って暑い日に着るも良し、4月の早い時期から着るも良し。今回ご紹介した古民家カフェならこういった時期の浴衣姿も映えるでしょう。古民家カフェは、もちろん東京以外にも全国各地にありますから、ご飯が美味しそうな所や雰囲気がおしゃれな所など色々探してみるのも楽しいですよ。
せっかく浴衣を持っているのであれば着ていく場所も積極的に探して、素敵な思い出を沢山作ってくださいね。