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春の花の時期に浴衣を着こなそう

投稿日:2019-03-16 更新日:

春の花の時期に浴衣を着こなそう

 

こんにちは、銀座喜染です。

7月8月に着る事が多い浴衣。実は暑くなるのが早くなってきた昨今では5月6月からお召しになる方もいらっしゃいます。

「お出かけしやすい気候の時に和装でお出かけしたいけど、着物は持っていない」といった方にとって、気軽に和装が出来る浴衣はおすすめです。

今回のコラムでは早い時期に浴衣を着る際のポイントをご紹介していきます。

 

春と浴衣

現代では夏の花火大会や盆踊りなどで着られる事が多い浴衣。7月8月が着用時期のピークですが、5月から暑くなってくる昨今の気候ではむしろ、お出かけしやすいのは5月6月。

着物が着られる機会の多い春ですから、和服である浴衣も自然と馴染むでしょう。

春の浴衣はこんなところがおすすめです。

 

春の気候に合わせやすい

春は丁度着物でのお出かけも快適になる季節。

しかし着物の場合、女性は特に小物も多く、着付けに慣れていないとなかなか大変です。一度着付けてしまうと簡単には脱げないので、急に暑くなったときなどは困ってしまうこともあります。

日本の春は気温が変わりやすく、暑くなったり寒くなったりを繰り返すので、簡単に羽織れるものを重ね着できれば便利ですよね。

浴衣であれば、合わせる小物も多くないため、比較的簡単に着付けできます。下着や羽織ものを合わせることで、外の気温や室温にあわせて温度調節できます。

また最近は、浴衣を夏のお着物のようにお召しになる方も増えています。

着物と浴衣の大きな違いは、柄の雰囲気と素材、そして着方にあります。

大きいお花の柄などはいかにも浴衣らしい雰囲気ですが、細かく柄が詰んでいる小紋柄などであれば夏のお着物のように見えます。

そして、襦袢を着て衿を出し、足袋を履けばお着物と同じ着方になります。

5月6月であれば透けない、落ち着いた色合いのものを選んで着物のようにお召しになれば、着て出かけられる場所も増えておすすめです。素材は綿や麻なので着心地もさっぱりとして快適です。

 

手軽に買える

浴衣は着物に比べると合わせる小物も多くなく、着物を着た事がない方にも取り掛かりやすいでしょう。

また正絹の着物や、裏地が付いている袷の着物よりもリーズナブルで、浴衣単品であれば数千円〜数万円で手に入れる事が出来ます。

 

春に似合う浴衣の色

春に似合う浴衣の色

春は花が咲き乱れ、色鮮やかな季節。そんな春に浴衣を着るなら色にもこだわりましょう。

写真映えしますし、より美しく着こなすことができるでしょう。

春に着たい浴衣の色はこんな色です。

 

紺色

深くて爽やかな紺色。紺には気持ちを落ち着かせる効果があります。

春は色とりどりの花が咲くので、浴衣のベース色を紺にすることで周りの風景になじめます。花をバックに写真を撮ると良く映えますよ。

女性であれば、差し色として花の模様に明るい色が使われているものが良いでしょう。帯で華やかな雰囲気を出すこともできます。

 

生成り色

浴衣には麻の素材感を活かした生成り色の地色が多くあります。

真っ白よりも温かみのある風合いで、少し肌寒い時期にも違和感なく着られます。

 

ピンク

ピンクは女性におすすめの色です。桜をはじめ、春のイメージカラーと言えばピンクが多いですね。

パステルカラーのピンクなら、桜と相性が良く上品に映ります。女性らしさが際立つことから、男性にも好印象です。春の浴衣デートにおすすめの色ですよ。

 

春におすすめの浴衣

春から着るのにおすすめの浴衣を、銀座喜染で取り扱いのあるものの中からピックアップしました。男性用と女性用をそれぞれご紹介しますね。

 

桜(女性用)

【銀座喜染:女性用浴衣 – 桜】

こちらは、銀座喜染で取り扱いのある女性用浴衣で、【桜】柄のものです。

日本の春といえば、桜。外国の方にもとても人気のある柄になります。

お花見やデートのときに着るのがおすすめです。日本らしい雰囲気を出すことができるでしょう。

 

切りばめ(女性用)

【銀座喜染:女性用浴衣 – 切りばめ】

こちらは、銀座喜染で取り扱いのある女性用浴衣で、【切りばめ】柄のものです。

透け感のある絽も、目の詰まった経絽は早い時期にもおすすめです。

昔ながらの小紋柄は、襦袢を着て足袋を履けば、お着物のようにお召しいただけます。

 

織り浴衣 緑(男性用)

【銀座喜染:男性用浴衣 – 織り浴衣 緑】

こちらは、銀座喜染で取り扱いのある男性用浴衣で、本しじらと呼ばれる織りの浴衣です。

無地の織浴衣は、襦袢を着て足袋を履けば単の着物の様にも見えます。あまり浴衣を着慣れていない男性にも、無地は抵抗が少なく着やすい一枚です。

 

春の浴衣の着こなし

春の浴衣の着こなし

浴衣は綿や麻の素材が多く生地も薄いため、日によっては肌寒いことも考えられます。

浴衣スタイルに使える重ね着や寒さ対策をご紹介しましょう。

 

肌着を着る

浴衣の下には薄い肌着を着て汗取りにします。

気温の安定しない春には、下に着る肌着を裏起毛など暖かい生地にすることで、寒さ対策になります。

春の夜は冷え込むので、しっかりと着こんでおくとお花見も安心して楽しめるでしょう

 

ストール、羽織物

ストールやマント、和装用の羽織は浴衣の上にもおしゃれに羽織る事が出来ます。春の季節であれば、レースで作られた和装用のコートやマントもあります。

浴衣が明るい色柄の場合は落ち着いた羽織物を、落ち着いた浴衣の場合は明るい羽織物を合わせると、メリハリがつきます。

いろいろなデザインがあるので、浴衣とのコーディーネートを楽しめます。

 

足袋を履く

素足で履くことの多い浴衣ですが、まだ肌寒い春には足袋を合わせても良いでしょう。

身体は足先から冷えることから、気温の変わりやすい春におすすめです。

足袋にはいろいろな種類があり、普通の白いものやレースのものもあります。

 

春の浴衣コーディーネートを楽しんで

浴衣を春から楽しむ方法をご紹介してきました。

重ね着や羽織ものを組み合わせることで、浴衣を自然と着こなすことができます。

春は花見など、お出かけする機会も多く、気温もちょうど良い季節。少しの工夫でもっと和装が楽しめるようになりますよ。

 

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